2026年2月8日日曜日

2026年2月 吹雪の中六甲山に行ってきました!(芦屋川〜有馬温泉)

  大雪の予報の出た日曜日、いつもの様に自動車で登山口に向かうのは危険と判断し、去年と同じように西宮北口初のさくらやまなみバスで有馬温泉に向かい、そこから芦屋川に向かうルートで雪山気分を楽しもうと言うことになりました。

 住まいのある尼崎市も積雪の予報が出ていたこともあり、自動車の利用は完全に避け、徒歩で最寄り駅まで行き、そして阪急電車で西宮北口まで向かい、降車の後、バス停にてさくらやまなみバスを待とうということになったのですが、バス停に着いてみてビックリ、なんとさくらやまなみバス路面凍結のため運行中止の張り紙が。ショック。隊長はするどく、それなら芦屋川から登ろうと宣言。再度切符を購入し、二駅分¥200の切符購入となったのですが、それならバス停に向かう改札のあたりに立て看板もしくは、駅員さんがひとことさくらやまなみバス運休ですと言ってくれたら乗越で済んだのに・・・と少し残念になります。大昔は阪急電車の改札には本日の宝塚歌劇の開催有る無し、西宮球場の野球有る無しなどを伝える看板があったもんだ・・・それを見て無駄な切符の購入を避けさせようとしてたものだ・・・昔の人は親切だった。アナログの時代は丁寧だった・・・とノスタルジックな気持ちになりました。

 まあそんなことを思っても仕方ないので、バスの中で食べようとしていたおむすびを駅のベンチで食べて、二駅先の芦屋川に向かいます。

 芦屋川駅にはいつもの様にロックガーデンに向かう人達がたくさん。私達も駅外の広場のトイレを利用して、軽くストレッチしてからロックガーデンに向かいます。すでに寒く、小雪が舞っています。いわゆる六甲王道ルートなので、先行する人も多く、いつもの様に登山口探しに苦労することもなく、ついていくだけで無事に高座の滝、登山口に到着です。

 ロックガーデンは昨晩からの新雪がかすかに積もり、寒さも相まってなかなかの苦労でありました。ふり向けば遠望する阪神間はすでに雪でかすみ、屋根の上の積雪が街を白くさせています。隊長も私もこんなにしんどかったかしら?何度か登っているんだけど・・・と思いつつ、慎重によじ登っていきます。(しんどかったので写真なし。油断すると怪我しそうだったので。)

(ロックガーデンを過ぎ街並を遠望する隊長)

 岩の連続のロックガーデンを過ぎて、本来なら歩きやすい道になる辺りからしっかり積雪が。 用心深い隊長はチェーンスパイクを履き込み、私も4本足軽アイゼンを装着します。

 六甲山で中腹からしっかりと積もっているのは珍しいね、などといいながら歩きます。全く踏み固められてない雪なので、隊長のチェーンスパイクには雪と枯松葉がまとわりつき、さながらウニの様なかたまりになってしまいます。ときおり地団駄を踏むようにかたまりを落とさなければならないのが面倒そうです。私は私で、4本爪軽アイゼンは土踏まずのところにのみ設置するので、石の上に足をおいてしまうと足を捻ってしまいそうで用心が必要です。

 風吹岩を過ぎた頃から雪と風はより一層強くなり、ここは本当に六甲?八甲田山の間違いでは?と思うほどです。登り道なので体温は上がり、体が寒いということはありませんが、吹き付ける雪と風で顔が痛いほどです。徐々に早期の撤退も視野に入れたほうが良いかもという気分になってきます。幸い私も隊長も体の調子はよかったので、これも良い体験、最高峰までは行こう。その後有馬に抜けるか、来た道を戻り、風吹岩から金鳥山を経て、岡本に抜けるルートならロックガーデンを下りに使うことにならないで済むから、危険も少ないだろうと隊長がおっしゃります。金鳥山は隊長の祖父が往年、毎日登山をしていたお山であるから、きっと見守ってもらえるであろう・・・などと話します。

 六甲山は海側から登るとしっかり山の高さ分登ることになる感じなので、そこそこロングになるよな・・・と思ってはいましたが、実際雪の中、風の中、寒い中登っていくと、体力の消耗も激しい。ゴルフ場の間を抜け、雨ヶ峠につく頃には、最高峰から再び海側に降りるのはロングすぎるかも?出来たら有馬に抜けるほうが近いし、道も穏やかだったしなあと考え出します。しかし、もし神戸電鉄が運休となったら、どうやって尼崎に戻るのか、バスは期待できない。タクシー?そんなお金無いよ・・・と不安になります。海側なら阪急電車が止まっても荷物をコインロッカーにでも放りこんで、休み休み歩いてもエエわい、タクシーとてそこまではかかるまいと考えます。有馬に向かうか、海側に戻るか、気持ちは定まらぬまま、なんとか最高峰に到着しました。

(猛烈に寒い。首に巻いたタオルがカチカチになっております)


(六甲で霧氷が見られるとは思わず、はしゃぐ五十路男)

(ムヒョーと言っております)

 さて、この辺りから雪の吹き降りも寒さもなかなかに耐え難くなってきていました。もし神戸電鉄が走っているなら有馬一択だな、と思っていたのですが、あいにく有馬から登ってきた人に巡り合わず、有馬方面の雪の様子がわからぬまま、とりあえず昼食となりました。最高峰から降りたところに立派なトイレがあったな、庇とベンチがあったなと思い出し、トイレの建物の庇でもって昼食を摂るのは好きではないな・・・と思いつつ、吹き降りの中、雪上にシートを引いて食べるのはさすがにしんどいか、と考え、やむなく庇の下で食べようと決定しました。いつものようにパンとミルクコーヒーでの昼食となりましたが、あまりの寒さに指先が感じたことのない痛みを発し、これは霜焼けになりそう。凍傷になったらどうしよう・・と心配になりつつもなんとかパンを食べ、かじかむ指でスマホを操作し、神戸電鉄の運行状況を調べます。今のところ大丈夫、遅延もなしとなっているが、はて、我々が有馬に降りるまで無事であろうかと思いつつ、魚屋道で有馬に向かいます。

歩き出したからには有馬に向かうしかないね、電車が止まってたらどうする?有馬温泉泊まる?などと話しながら歩きます。魚屋道は穏やかで歩きやすい道です。5分も歩いたでしょうか、有馬から登ってきたと思しき男性とすれ違います。その男性に、””有馬の雪はどうでしたか?神戸電鉄は止まったりしてないでしょうか?””と尋ねました。そうすると笑いながら””神鉄は山岳電車だから、滅多なことでは止まらないよ!!””とのお答え。なんと頼もしい!””ありがとうございます!安心して有馬に向かいます!!””と伝えて、その後は足取りも軽く、有馬に到着しました。思ったより雪も積もっておらず、観光客もたくさんいて、全くの取り越し苦労であったなと笑いつつ、神戸電鉄から阪急を乗り継ぎ、無事に帰宅しました。
 
 帰宅の後、山登り兼乗り鉄の隊長は神戸電鉄の車両の特性と運転手の技量を調査し、神戸電鉄は本当に雪に強いのだという結論を感心とともに出しておられました。神鉄万歳。


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生け花画像頂戴しました

今週の生け花作品画像頂きました!ありがとうございます。

 お客様から今週お届けした花材での作品画像を頂戴しました。 フェイジョア、秋色ヒマワリ(サンリッチライチ)、青ドラセナ フェイジョアが伸びやかで素敵 中輪八重のトルコ桔梗(しずく)を加えて、ライティングも変えて撮影してくださいました。秋の気配がいい感じですね。 作品画像ありがとう...