2024年10月20日日曜日

鈴鹿山系・三池岳~釈迦が岳に行ってきました!10月20日


 鈴鹿山系の三池岳と釈迦が岳に行って来ました。前日の雨と打って変わって快晴の日曜日、最高の山登り日和でした。

名神高速、新名神高速と乗り継ぎ、菰野ETC専用出口から下りて、国道306号線を走ること20分ほどで登山口の八風キャンプ場奥の旧八風射撃場後の駐車可能な場所に停車しまして、そこから舗装道路を歩くこと5分ほどで←の登山口です。トイレはありません。また、八風キャンプ場の駐車場は利用してはいけないようです。ご注意を。奥に進めば結構止められる場所がそこかしこにあるのでよほどの混雑でなければ停められるのでは。


登り始めてすぐ割と急登です。我が登山隊(隊員2名)の隊長(わがお嫁さん)は本日も快調に登って行かれます。ついていくのに必死でありました。先月の蘇武岳は歩き出しから汗だくになるほどの気温でしたが、10月も半ばを過ぎ、さすがに秋が深まってきたのか、涼しいくらいです。急登でも汗があまりでないほどです。快適!そして前日の雨のせいか、きのこがそこかしこに生えております。カワイイ。(写真撮り忘れ)

2時間ほど急だったり、穏やかだったりの登りを続けて三池岳の山頂です。すごい北風で寒いくらいです。前日の天気予報でグッと寒くなると聞いていたので、ウィンドブレーカーを持ってきて正解でした。ここから釈迦が岳までが鈴鹿山系最高の稜線と言われる道のりだそうで、それに惹かれて今回はこの山にしたわけです。確かに東を見れば伊勢湾、四日市の工場地帯、少し北に目を転じれば名古屋市街地の高層ビル群、ナガシマスパーランドのジェットコースターも見えます。さらに北東を遠望すればはっきりと御嶽山、さらにはその奥に乗鞍岳でしょうか、雲の上から姿を見せてくれます。

←中央が御嶽山。その奥が乗鞍岳と思われます。天気が良く、眺望も素晴らしい。実にいい日に良いルートに来たものだと隊長と喜びます。9月にもこのルートと一部重なる、竜ヶ岳の石榑峠~釈迦が岳ピストンの山行を調査したのですが、実際に登ってみると、稜線上はさえぎるものが少なく、きっと暑すぎただろうと思われます。9月は森の中の蘇武岳でよかった。


三池岳から竜ヶ岳に至る稜線の道がこちら→

気持ちの良さそうな道ですが、夏は暑かろうな・・・

そこから稜線から少し外れて往復10分ほどの寄り道で北仙香岳

北仙香岳の山名札が小さくカワイイと隊長は撮影。ほのぼのしております。この辺りから、本当に北風が強く、もはや寒いということで、ウィンドブレーカーを着込んでおります。隊長曰く、””鈴鹿は風だ””そうです。なんだかカッコいいこと言います。

鈴鹿が風なら大峰は苔だな。比良はなんだろう?などと考えながら、眺望の良い稜線を歩き続けます。どういうわけか季節外れのイワカガミの花も咲いていました。


センブリの花も

そして釈迦が岳に近づくにつれ、ヒカゲカズラの群生が目立ちます。うわーこれ生け花とか喜ばれそうなやつやん!と花屋独特の発想をします。もちろん取ったりはしません。

そして三池岳から一時間半ほど歩いて、最後にちょっときつい登りを経て釈迦が岳の頂上です。こちらも大変眺望が素晴らしい。14年前にも来たはずですが、あまり頂上の印象は残っていないので、その折は曇っていたのかも。
ちょうど12時をすぎて頃合いの時間なので、風を避けられそうなところにシートを敷いて昼食です。いつも手早くパンで済ますわけですが、今回はお湯も担いできたので、ホットミルクコーヒー(粉を溶かすやつ)も頂きます。体が冷えていたのが良くわかりました。あたたかさと甘さが体に染み渡ります。
 
 しばしの休憩の後、いつものように下山です。予定では来た道を少し戻って、そこから北山を経る、岩が峰尾根道で登山口に戻る周回ルートでした。しかし、先行して歩く私がそのルートに入る案内を見落としてしまったらしく、10分15分ほどで来るはずの分岐が来ないまま、気が付けば20分、おかしいなと思いつつ30分と歩いてしまい、正直に隊長にすみません、分岐を見落とし通り過ぎてしまったようです。と告げます。隊長もおかしいと思っていたようです。ヤマップで分岐のところ分かりにくいと書いてあったよと言われました。やむなく、南峠、中峠と歩いて、八風峠まで戻り、

そこから下るルートに変更します。登山届通りでないルートを歩くことになってしまい、大反省です。一番安全そうなルートとはいえ、登山届け通りでないからこそ、絶対にもう間違えられません。気を引き締めて下ります。朝に登った三池岳の登りよりはるかに穏やかな下りのルートで、道も渡渉をするまではわかりやすく、緊張しながらも無事に登山口まで下りることが出来ました。隊長は大らかに、キレイな稜線を往復できたし、下りも緩めで楽だった。この道で良かったんじゃない?とのこと。まあ結果はオーライですけれど、大いに反省の残る山行となりました。歩くことざっと6時間でした。

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生け花画像頂戴しました

今週の生け花作品画像頂きました!ありがとうございます。

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