鈴鹿山系の三池岳と釈迦が岳に行って来ました。前日の雨と打って変わって快晴の日曜日、最高の山登り日和でした。
名神高速、新名神高速と乗り継ぎ、菰野ETC専用出口から下りて、国道306号線を走ること20分ほどで登山口の八風キャンプ場奥の旧八風射撃場後の駐車可能な場所に停車しまして、そこから舗装道路を歩くこと5分ほどで←の登山口です。トイレはありません。また、八風キャンプ場の駐車場は利用してはいけないようです。ご注意を。奥に進めば結構止められる場所がそこかしこにあるのでよほどの混雑でなければ停められるのでは。
2時間ほど急だったり、穏やかだったりの登りを続けて三池岳の山頂です。すごい北風で寒いくらいです。前日の天気予報でグッと寒くなると聞いていたので、ウィンドブレーカーを持ってきて正解でした。ここから釈迦が岳までが鈴鹿山系最高の稜線と言われる道のりだそうで、それに惹かれて今回はこの山にしたわけです。確かに東を見れば伊勢湾、四日市の工場地帯、少し北に目を転じれば名古屋市街地の高層ビル群、ナガシマスパーランドのジェットコースターも見えます。さらに北東を遠望すればはっきりと御嶽山、さらにはその奥に乗鞍岳でしょうか、雲の上から姿を見せてくれます。
←中央が御嶽山。その奥が乗鞍岳と思われます。天気が良く、眺望も素晴らしい。実にいい日に良いルートに来たものだと隊長と喜びます。9月にもこのルートと一部重なる、竜ヶ岳の石榑峠~釈迦が岳ピストンの山行を調査したのですが、実際に登ってみると、稜線上はさえぎるものが少なく、きっと暑すぎただろうと思われます。9月は森の中の蘇武岳でよかった。
三池岳から竜ヶ岳に至る稜線の道がこちら→
気持ちの良さそうな道ですが、夏は暑かろうな・・・
そこから稜線から少し外れて往復10分ほどの寄り道で北仙香岳
北仙香岳の山名札が小さくカワイイと隊長は撮影。ほのぼのしております。この辺りから、本当に北風が強く、もはや寒いということで、ウィンドブレーカーを着込んでおります。隊長曰く、””鈴鹿は風だ””そうです。なんだかカッコいいこと言います。鈴鹿が風なら大峰は苔だな。比良はなんだろう?などと考えながら、眺望の良い稜線を歩き続けます。どういうわけか季節外れのイワカガミの花も咲いていました。
センブリの花も
そこから下るルートに変更します。登山届通りでないルートを歩くことになってしまい、大反省です。一番安全そうなルートとはいえ、登山届け通りでないからこそ、絶対にもう間違えられません。気を引き締めて下ります。朝に登った三池岳の登りよりはるかに穏やかな下りのルートで、道も渡渉をするまではわかりやすく、緊張しながらも無事に登山口まで下りることが出来ました。隊長は大らかに、キレイな稜線を往復できたし、下りも緩めで楽だった。この道で良かったんじゃない?とのこと。まあ結果はオーライですけれど、大いに反省の残る山行となりました。歩くことざっと6時間でした。
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