2024年9月18日水曜日

蘇武岳行ってきましたその②(9月8日)

  朝6時に家を出て、中国道、播但道、北近畿道と走って、日高神鍋高原ICで下ります。北近畿道は和田山から下りるまで無料!ありがたいです。しかも下りてからコンビニで買い物・トイレをしても20分ほどで登山口の万場スキー場に到着。到着時間は8時40分くらい。思ってたより早い!マップファンウェブでは高速70キロ走行設定で計るから、朝のすいてる時間は思ったより早くついて得した気分。北近畿道は山登り好きのための道路かしら?と思うほど、氷ノ山、扇ノ山、蘇武岳と利用機会が多いです。


 万場スキー場の駐車場(と思しきところ。トイレの前のスペース<詳しくはこちら素晴らしいサイトです>)に停めさせてもらい、何やらトレラン大会が行われるようで、スタッフの人が居られたので、ここに停めて邪魔にならないですか?と尋ねたら、我々の大会の邪魔にはならないとのお返事。ではまあ安心ということで(2年前来た時も停めさせてもらった)、身支度をして、私はコンビニでゲットした冷凍麦茶をザックの中のプラティパスに密着させ飲み水を冷やす作戦。隊長は胸元のホルダーに冷凍麦茶を仕込んで、プラティパスと冷凍麦茶を適宜飲み分ける作戦。さて、どちらが吉と出るか。道中の道路の気温表示は28℃とのこと。暑いといえばもちろん暑いが、クーラーかけてる温度と言えば、そうとも言える。涼しいと思おうと話し合います。

 先月の富士登山では用心というか、お試しというかで飲んでみた、アミノバイタルが効いたようで、足の疲労感は普段の山登りよりもしかしたら少なかったかも?という感じだったのですが、今回は摂取せず、アミノバイタルは気の物だったのか、効いていたのか、私たちの足が鍛えられていたのか、そうでもなかったのかを実地に検証しようと考えました。

 駐車場からスキー場のレンタルショップやら、チケット売り場などの並ぶ舗装道路を登ること5分ほど、さらにゲレンデを右にみながら歩いて、ゲレンデと分岐した道(左)を歩くこと15分ほどでしょうか、大きく右に道がカーブするあたりに画像の登山口があります。

そこから沢筋の道をしばらく歩いたら一合目、巨樹の谷と大杉山コースの分岐になります。前回来た時もそうだったように、我々は巨樹の谷の方を登りに選択。前回は草の根掴むような急登であったなあと記憶しているので、多くの登山者が大杉山コースを登り、巨樹の谷を下るのが信じられない。谷筋転げ落ちるで!!と思いつつ登りだします。夫婦カツラ、子宝岩、カツラ親分なる巨木など見ながら快調に登ります。まあまあの急登などもあり、すぐに汗だくでシャツもズボンの色も変わるほどでしたが、木陰の沢筋を吹き抜ける風は涼しく気持ちが良い。めちゃめちゃ汗をかいて、風で涼むというのはサウナの様だなあ。山サウナだなあ。ということは今、私は整ってるっていうやつ?整うってサウナで経験したことないからちゃんとは分らんけど、こういうことなのかしら?などと思います。隊長も調子よさそうです。

(画像は巨樹の谷の斜面を歩く隊長)

 栃の巨木 というのが道中にあり、確かに立派だなあと感心していたのですが、あれ?私、前回これ見たかしら?記憶にないような・・・まあ二年前の話、忘れてても仕方ないわさ・・・と思いつつ、ルートに従って左に巻いていきます。・・・あれ?こんなとこ前回通ったかしら?このあたりからそれこそ必死のパッチの急登で、大変だったはず。であるのに、巻いた道はさらに右に巻いて、しばらくしたらなかなかの直登とはいえ、トラロープもあり、木段の名残もありの道になり、草の根を掴むような直登とは無縁。どうやら前回間違っておったようです、隊長。今回は草の根掴むような直登ありませんでした。失礼しました!と報告。隊長はそやったかしら?直登??全然記憶に無いと発言。そうか、記憶に無いから今回蘇武岳涼しい!行こう!!ということだったのね。まあいいや。私が間違っておったんだし。そりゃ巻き道無かったら大変よね。これくらいなら下りに選択しても良いかもでありました。


 自然林のまっすぐな登りが終わるころ、林道との出合いとなり、そこですれ違う人に ””トレランの大会をやってて、大杉山の方からどんどん登ってくるようですよ。たいへんかも””と情報をいただきます。それを受けて、隊長とあんまりトレランナーが多いようなら来た道引き返すか。下ってもそう無理無さそうやし。などと話します。まあ、様子見て、我々邪魔になるならんで判断しよ。と結論。出合いからのなだらかな自然林の稜線を歩きます。木々が美しく、紅葉の時はええだろうねえなどと話します。(でも隊長は暑いときこそ蘇武岳というお考えなので、多分来ません。)


小一時間ほど標高も高くなって涼しさを感じながら自然林の中を歩いて、大杉山ルートとの合流点から確かにトレランナーが我々を追い抜いていきだしました。といっても時折なので、ハイどうぞ~といった感じで道を譲れば済むだけだったので安心でした。合流点から一時間弱歩くことで山頂。山頂は眺望もよく、芝生の広場のようになっており、お昼に最適な場所。トレランナーたちは頂上とは言えど、40kmの道のりのまだ序盤らしく、早々と立ち去っていきます。すごい体力だ。わずかに曇りだした空のせいか、直射日光も当たらなくて快適です。我々は若干の汗冷えを感じつつ、いつものように各々好きなパンを食べ、水を飲みます。隊長は冷凍麦茶の溶けた分無くなった~と言いながら、ペットボトルをシャカシャカ振っています。私は冷たくなっているような、そうでもないようなプラティパスの水を飲みながら、どっちの作戦も一長一短だなあ・・・などと考えました。体が冷えると歩き出しがツラいので、食後はさっさと下山です。道すがらトレラン大会スタッフの人にもう登ってくる人はいくらもいないと思うと聞いたので、予定通り大杉山コースを下ります。この辺りも自然林のきれいな道です。


(画像は先行する私を隊長が撮ったもの。この撮り方は熊と遭遇!!の撮り方では?)

一の山、二の山、三の山と来て、最後に大杉山です。登ったり下ったりを繰り返すので、結構しんどいです。足も疲れてきました。こうなってくるとやはり富士山においてはアミノバイタルが効いていたのかもしれないと感じました。水もプラティパスに2.4リットル、ペットボトル2本で1リットルと重さがあった分、疲労が溜まったのかもしれません。隊長も足が疲れた~富士山よりしんどい~と言っていました。


そんなこんなで2時半ごろに無事下山。5時間半ほどの山歩き。めちゃめちゃ暑かったようなそうでもなかったような。命にかかわるような暑さや汗のかき方ではなく、いい汗かいたなというのは間違いありませんでした。ほんのり薄曇りになったのが幸いしたのでしょうか。みなさんも9月の蘇武岳にお登りの際は気温に留意して、たくさんの水分をご用意の事お願いいたします。

 下山後は北近畿道氷ノ山IC近く、とがやま温泉にて入浴。下りて間を置かずお風呂に入るとその後の筋肉のこわばり、翌日の筋肉痛が少ないように感じるので、温泉の近い山はいいですね。帰りは来た道を走って渋滞もさほどなく無事に帰宅出来ました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

生け花画像頂戴しました

今週の生け花作品画像頂きました!ありがとうございます。

 お客様から今週お届けした花材での作品画像を頂戴しました。 フェイジョア、秋色ヒマワリ(サンリッチライチ)、青ドラセナ フェイジョアが伸びやかで素敵 中輪八重のトルコ桔梗(しずく)を加えて、ライティングも変えて撮影してくださいました。秋の気配がいい感じですね。 作品画像ありがとう...