
御殿場ルートを選択した我々夫婦は神社参詣の後、御殿場ルート五合目の大石茶屋に宿泊しました。到着はお昼の3時ごろだったでしょうか。茶屋の外のベンチに腰掛け、山の気分を味わいつつ、瓶ビールを飲みました。ビールを飲みつつ、茶屋のお姉さんがくれた柿ピーをつまんでいると、続々と山から下りてくる人が茶屋に訪れます。疲れを見せつつも明るい表情で茶屋で顔を洗い、冷たい飲み物を求める人、はたまた完全に尾羽打ち枯らした様子で、場合によっては足を引きずるような様子で無言で茶屋を通り過ぎ、駐車場に向かう人と様々です。果たして我々はどちらの様子で下山するのであろうか・・・?ワクワクするような、不安なようなそんな心持ちでした。
5時に夕食ということで、あんまり飲み過ぎてもいかんなと思いつつ、長い軽自動車での走行の疲れか、思わず二本目の瓶ビールを飲んでいたころ、明日に登る富士山が時折、雲の間から姿を見せてくれました。果てしなく遠く、ホンマにあれ明日登るん?遠すぎへん??という気持ちになりました。さりながら、わが登山隊(隊員2名)の隊長、私のお嫁さんは、”なに、山が姿を見せてくれたときはいらっしゃいと言っておるのだ!何を恐れることがあろう!”と大変頼もしいことを仰って居られました。
0 件のコメント:
コメントを投稿