グラジオラスという花が有ります。
こういうやつです。草丈も長く、花も華やかで存在感があり、値段もそう高くないので私は割とよく仕入れます。
生け花の盛花に入れても良いし、そのまま格花として生けることも出来るようです。
そんなグラジオラスですが、私の師匠(現・慈治庵先生)は先を摘んで使うことを教えてくれました。(※生け花にお持ちするときは摘みません)
先のつぼみを二~三つくらい摘むと右のようになります。→
なぜこうするかというと、先のつぼみを摘まずにすべての花を咲かそうとするとかえって下の方の花が咲きにくくなり、結果、花があんまり咲かずに終わってしまう恐れが出るからです。また、グラジオラスは向日性が強く、光の方向に曲がりやすいという性質もあり、それの現出も抑える効果があると私は思っています。
で、先を摘んだグラジオラスを毎週の定期便のご用に使ってみた画像がこちら↓
グラジオラスだけでは味気ないので、秋の七草のひとつ藤袴も入れてみました。西宮北口のどこかに飾られます。こういうお花を毎週お届けするサービスを作者の店では行っております。ご興味の方はお問い合わせくださいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿